悪い間取り

悪い間取りって、どんな間取りなのでしょうか

 

悪い間取りというと、言い方が良くないのですが…
暮らしにくい間取り、ムダが多い間取り、家事がしにくい間取りはあまり良くない間取りではないかと思います。

 

例えば、

 

窓を開けたら、お隣さんとバッチリ目が合ってしまう

建物が密集している地域では、お隣の家との間が1〜2m程度しかあいていないということもあります。
このような立地で、窓を開けたらお隣の開口部が丸見えになってしまうというような間取りでは、お互いにとても気まずくカーテンを閉めっぱなしになってしまうというようなことになりがちです。

 

 

道路からの視線でくつろげない

不特定多数の人が通る道路などに面した部屋で、たえず人が行き交ったりする部分に大開口があったりすると落ち着きません。
洗濯物など、あまり人に見られたくないものも、あまり人目にさらされないようにできると安心です。

 

 

部屋のゾーニングがうまくいっていない

例えば、家族がにぎやかに過ごすリビングのすぐ隣に夫婦の寝室があったりすると、みんなが談笑している声やTVの音が気になってうまく休めないということが起こります。
お互いが気を遣わずに過ごせるよう、部屋の配置は共有スペース〜個人のスペースへゆるやかに切り替わっていくのが理想です。

 

 

家族の生活が分断される間取り

外から帰ってきた子供が個々の部屋に直行し、2階の奥にある部屋にずっといるというような間取りでは、家族との関わりが少なくなってしまう可能性があります。

 

 

上下階の部屋の役割がバラバラ

例えば、1階のおばあちゃんの部屋の上が2階の子ども部屋になっているような場合、いつもバタバタと走り回ったり大きな声が下の階に響くと、下の階のおばあちゃんはまったく落ち着かず、ストレスを抱えてしまうことになります。

 

動の部屋の上には動の部屋、静の部屋の上には静の部屋というように、 上下階で同じような役割の部屋を配置しましょう。
ピアノなど楽器を演奏する場合も、下階には音が響きやすいので気をつけましょう。

 

 

通路としてしか使えない部分の面積が多い

廊下は部屋をつなぐのに必要なものですが、廊下が多すぎると使えない部分が多くなり、もったいないです。

 

 

家事動線が長い

洗濯してから干すまでの移動距離が長すぎたり、階段を上り下りしないといけないとなると疲れます。
洗濯する→干す→取り込んでたたむ→しまう が近い距離で出来るととても楽で時短。そして散らかりにくくなります。

 

また、キッチンとその他の水回りが遠いと移動が大変です。
料理をしながら、洗濯物を回す、お風呂掃除ができるなど、水回りが近いと何かと便利です。

 

他にも外部からキッチンに到達するまでの距離が長いと、買ってきた食材を運ぶのが大変。
そして台所から出たゴミを出すのも大変です。

 

 

プライベートな部分が玄関から丸見え

玄関から入って来たときに、トイレや洗面・脱衣などのプライベートな部分が丸見えになってしまうと、来客時などに家族が困ります。

 

 

必要な場所に収納がない

わざわざ遠くまで歩いて行って物をしまうのは面倒なもの。
なので、必要な部分に収納がないと部屋が散らかりやすくなります。

 

一目で物が見渡せるよう、浅い奥行で良いので必要な数か所に分かれているほうが使いやすいです。
収納の奥行が深すぎるのはNG。奥のほうに物が入ってしまうと取り出しづらく、何が入っているか分からなくなります。

 

 

他にも細かいところでは…

 

個室の開き戸が廊下に向けていっぱいある

廊下に向けて外開きのドアがたくさんあると、廊下を歩いている人が、急に開いた扉にぶつかって怪我をしてしまうことがあります。
逆に部屋側に開くドアでは、室内側にスペースを取り、物を置きづらくなります。
開く部分の面積を取らない「引き戸」の選択肢も考えましょう。

 

 

段差が多い

部屋のアクセントとしてスキップフロアにしたり、家の中で上下の動きが多いと、元気な時は良いのですが体調が悪かったり年齢を重ねてくると移動がつらくなります。
あまりにアップダウンの多い間取りは暮らしづらく、段になった部分は有効利用しづらいので段差をつけすぎるのは考えものです。

 

 

特定の部屋がいつも暗い

隣り合う家との距離が近く、屋根と屋根との空き寸法が少ない場合には太陽光が入りづらいため、窓を設けても思うような採光が取れないことがあります。
そういった場合にはトップライトを設けるなど、採光をうまく取り入れるようにしましょう。

 

 

等々、間取り作成段階で分かることも多いので、後戻りができなくなる前にしっかりと対応しておきましょう。

 

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